Huukei-Design.LLC

朝日の家

COMPLETED BY 5/2014

三角で高低差のある土地に建つ重量鉄骨とコンクリート打放しの建物。鉄骨でコンクリートの屋根を宙に浮かしスリットからの光と影を演出する。高低差のあるこの土地をスキップフロアーで構成して豊かな空間を組立てることに成功。土地探しから共に歩んできたPROJECT

MOVIE

Report朝日の家

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出会いから約2年
お引渡しの時が来てしまいました。。。

一緒に回って土地探ししたこと
鉄骨にするかRCにするか迷ったこと
コストで頭を悩ましたこと
職人不足で工事が止まったこと
外壁の色で悩んだこと
北欧家具を相談したこと
・・・
色んなことがありました。

でも「朝日の家」に関われたことを誇りに思います。
この仕事していて良かったと思う瞬間です。

「引っ越まだ途中ですが、ちょっとGEに座って一休みです。
落着くいい感じです。」と嬉しい感想を頂けたのですから。。。

IMG_2338 (1024x768)北欧ビンテージ家具とチーク無垢材の組合せ。
使い続けることにより味の出る素材、フェイクではない本物を使うことによる愛着の出る素材、一番は優しい風合い。。。コンクリートと鉄という無機質な創りの中に温かさをプラスすることによって緊張感がほぐれる安らぐ創りとなりました。ずっとずっと使い続けてもっともっと愛着の湧いてくるそんな暮らしの始まりです。
出会いから完成まで約2年。
ちょっと淋しい気持ちもありますが・・・
素敵な住まいの完成です。。。

P1030950 (813x1024)P1030953 (755x1024)7 (1024x1016)第6回完成作品展開催決定
■11月22日.23日.24日の3日間
■10:00~17:00 予約不要
■岡山市北区津倉2丁目10-20(岡山県立岡山工業高校西隣)
傾斜地且つ三角変形地に建つ28坪のスキップフロアー
スキップフロアーを採用することで朝日が全ての空間に乱反射するように設計しています。重量鉄骨が導く独特の空間感覚を是非ご覧ください。

IMG_2004 (1024x768)IMG_1989 (1024x768)IMG_1998 (1024x758)ウルトラCの棟上げ。

鉄骨フレームにコンクリートスラブが乗るウルトラC
スケルトンで見る構造美は鼓動が高まります。
これも変形地且つ狭小地+傾斜地だからこそできたフォルムと構造。
時間も手間暇もかかった。
現場で顔なじみの職人さんが
「今回は逃げがきかないね~」と苦笑い。
足場をぐるぐる回りながらドキドキワクワク現場を堪能させてもらいました。

P1030643 (1024x768)初めて2階・中2階に上がっての一枚
スキップフロアーの高さ具合が程よく良いな。。。
等と満足しながらしばし現場を堪能した一日

坂道。三角の敷地。狭小地。。。
なんとも設計心を揺さぶる諸条件に更に、
鉄骨表し。スキップ。RCスラブ。低コストハイクオリティー。。。
を組み合わせてより難易度が高くなっている

やっぱり現場を見ると自分が楽しくなってくる
実際描いた設計図とほぼ食い違いの無い
スケール感を実感した今日この頃。。。
朝日が差し込む暮らしが目に浮かんできた。

IMG_1453 (1024x760)型枠大工の工程組も終わりいよいよ工事再開
床材は無垢の無塗装品を使用して味を求める
ヘリーボーン貼り
壁は塗り壁で調質と雰囲気を出す
珪藻土塗り
契約見積もりを基に慎重に増減を繰り返しながら
コストとクオリティーのバランスを検討する打合せ
合言葉は・・・
「11月の作品展を目指して最高のものを創りましょう」

IMG_1337 (780x1024)設計するとき一番神経を使うのが階段です。
先ずは登りやすく、きつ過ぎず、緩やか過ぎないように。
そしてストーリー性を持って美しく
朝日の家の階段は、
向かう先には光が。振り返ると空が。
ワクワクしながら上り下りできる階段です。

 

IMG_1087 (759x1024)楽しみがまた一つ増えました
風景が手掛ける重量鉄骨の暮し
鉄骨建て方が始まり全体のフォルムが見えると
改めて感じる・・・
この土地にはこのフォルムが正解だと。。。
あたり一面の風景を空間に取り込み生活する
土地の性格に逆らわないで暮らす暮らし方
鉄骨スキップフロアー

P1020718 (1024x768)基礎コンクリート打設
再来週鉄骨建て方となりいよいよ待望のシルエットが姿を現します

全て現場溶接
スラブはデッキを使わずにコンクリート打放し
スキップフロアー
鉄骨表しのまま
傾斜地
三角地
・・・

クライアントさんから一緒に土地探しから始まった家つくり
喜ぶ顔が目に浮かびます
頼りにしてくれているクライアントさんには200%の力を注ぎます。
いざ、建て方へ!

IMG_0961 (768x1024)鉄骨表しスキップフロアーの階段施工図打合中
設計段階で曖昧になっていたディテールを再度想い描きながら
より感度良く且つ鉄骨らしさが出るように
コンクリートにしても鉄骨にしてもリノベーションにしても
構造美が表れるようにまとめていきたい
昔は大黒柱が存在した
家を支える中心だと・・・
代々受け継がれて語りかけられてきた構造の部位
新築には存在しない記憶は10年100年時間と共に共存していく様になる

P1020491 (1024x712)三角地で傾斜地での重量鉄骨のスキップフロアー
地鎮祭から5ヶ月
職人不足の波に飲み込まれ、ようやく脱出できそうだ
いよいよ本格的に着手し始めた
クレーム1つ口にしないでここまで待ってくれた
理解あるクライアントさまに脱帽と感謝
急がせても良いことにならない。
飲み込まれたままでもいけない。。。
様々なバランスとタイミングに合わせて踏み切ることも必要
さあ、「風景のある家」の手掛ける初の重量鉄骨の住まい
是非、ご注目下さい。

P1010239 (800x596)「朝日の家」の地鎮祭
両家のご両親も出席していただき無事着工となります。
斜面で且つ三角の土地の狭小地
この上なく設計心を揺さぶる土地
私の心を見透かされたようにご両親から一言
「やりがいあったでしょー(笑)」
・・・と。
鉄骨の骨組みが表しで天井がコンクリート打放しのミラクル構造
構造美を形にしていきます。

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出来てきた! 遠回りしたけど、納得いく内容になりつつある 鉄骨造のスキップフロアー。。。 どうせするなら!との精神で、構造美の追求。 鉄骨表しのスケルトン建築。 その中に「木」の風合いを所々かもしだして、 クールな空間の中に木の温もりを表現して家族の住まう場所へ。 もう一息で・・・。いやー!?まだまだか

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現地にて途中図面と照らし合わせ再確認中。
なんか引っかかるものがある・・・。
コンセプトもプラニングも間違いない。なのに引っかかるのは何故?

自分自身に負けたのか、取り敢えず前に進めないと。。。
等と自分に言い訳しながら構造の先生とコンクリートの打合せ・・・の最中!
見つけた見つけた 何が引っ掛かっていたのかを。
この瞬間はどんより空が晴れ渡ったかのような気分。

今回のProjectでコンクリート打放しはトータルバランスが保てない!!!
答えを見つけてすぐさま鉄骨造に変更。
鉄骨フレームを組んでデッキを使わず、床と天井スラブはコンクリート打放し。
コーナーガラスを多用して、スラブを浮かし光の流れを取り入る
・・・伝伝

不思議なもので、引っかかることを見つけると湧水のようにアイディアが湧き出る。

良い教訓になった。全てのクライアントさんに、納得できていないことは提案してはならない。
反省しつつも逸る気持ちを抑えきれない。

 

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登り坂で三角形の敷地に計画のProject 今回の住まいはスキップフロアーのコンクリート打放し住宅に挑戦です。 土地探しから共に歩んできた家つくり。 坂・三角・狭小地・古い石垣。更には南隣地に高くそびえ立つ建物が。。。 決して恵まれた土地ではない場所でどんな絵を描くか自問自答が続く・・・。 恩師の言葉を思い出しながら「ゲニウス・ロキ・・・ゲニウス・ロキ・・・」 呪文を唱えながら生まれた快心の答えは来春完成。 どの部屋からも朝日を望むことができて、 風景の変化が感じ取ることのできるスキップ。 ゲニウス・ロキは褒めてくれるだろう。 悪い条件を最高級の条件に変えてやったのだから

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土地探しからの「Y-Project」 いよいよ土地も決まり正式にProjectスタートです。 山の上や三角地等4つ土地を検討した結果、 高低差がある三角地に決定しました。 クライアントさんもこの高低差をどう活かすか。 三角の土地にどうプランするか。 楽しみにされているようです=プレッシャー(嬉)(笑)(悲)といったところでしょうか。。。 ハハハ(汗) ただ土地を見た瞬間に断片的にに風景ができました。 それほど素敵な魅力的な場所。 あとはこのピースを繋ぎ合わせて住みやすい家つくりに仕上げていきます。 さぁ。焦る気持ちを落ち着かせて・・・。 ゆったりといきましょう

 

【岡山注文住宅/岡山兵庫福山RCコンクリート住宅/岡山兵庫設計事務所】

 

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土地探しからご相談です。

候補地は合わせて3つ。 どの土地も魅力ある気持ち良い土地でした。 土地決定は家つくりのとても大切な要素のひとつ。

候補地の一つは 南には桜と山。 北は町並み風景。 坂道と石垣に存在するのどかな場所はとても魅力的です。

どんな家つくりになるのか今から楽しみ・・・ いやいやもう始まっていますね(笑) デメリットをメリットに変える設計が・・・

 

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